【実例あり】ブログのコンセプトの決め方はこうすべき!

これじゃファンもできないよ・・・。

 

どうもすーです。

ブログを立ち上げる時、
しっかりとコンセプトを決めたことはありますか?

 

 

最近、Twitterやブログランキングなどで
色々な方のブログを拝見するのですが、
全てしっかりと書き込まれていて、
とても素晴らしい記事ばかりです。

 

記事毎にコンセプトを決めており、
どんな読者に向けて書いているのかとても伝わります。

 

 

 

 

…ですが
記事によって全く違うジャンルのものを
書いている方が多く見受けられます。

 

お金の話を書いたり、ご飯の話を書いたり、
趣味の話を書いたり、車の話を書いたり、、、。

 

せっかく素晴らしい記事を更新しているのに
これでは徒労に終わってしまいます・・・。

 

 

「私のは雑記ブログだから、どんな記事でも大丈夫。」

「読者をファンにすればどんな記事を書いても心配ないよ。」

 

と思っている方、要注意です。

 

 

確かに雑記ブログでも成功している人はいますし、
読者をファン化させて支持を得ている方もいます。

 

ですが、その方達もむやみやたらに
バラバラな記事をあげているというわけではありません。

 

売れている雑記ブロガーは
雑記記事を書いているように見えて
全ての記事に共通した一本の筋が通っています。

読者をファンに変えられるカリスマは
情報発信に統一性があるからこそ
一定数の人に支持されるのです。

 

 

少し考えてみてください。

 

野菜とボールペンと靴下だけを取り扱っている店があるとして、
わざわざその店に足を運びますか?

僕なら絶対に行きません。笑

 

野菜を買おうと思ったらスーパーに行くし、
文房具を買うなら100均か文房具店に行くし、
靴下を買うなら衣料品店に行きます。

 

まぁ考えれば普通にわかりますよね。笑

 

でもなぜか、ブログ記事を書くときに
同じようなことを平気でしてしまう人が
たくさんいるのです。笑

 

 

じゃあ野菜とボールペンと靴下だけを取り扱う店が
もし生き残る方法があるとすれば
なんだと思いますか?

 

 

それは、野菜とボールペンと靴下に共通点を持たせることなのです。

 

ちょっと考えてみてください。

 

・・・

 

 

 

では、解答例を。

一つは、他のどの店よりも価格が安いというもの。

他店で売られている同じ商品が
定価の1/10ならどうでしょう?

キャベツ1つ10円とか
フリクションのボールペン1本30円とか
靴下10足30円とか・・・。

 

 

もう一つ例を挙げてみれば、
野菜とボールペンと靴下だけはその地域に売っていないとか・・・。

供給者があなただけしかいなければ、
需要を独り占めできます。

 

 

上にあげた例は、すごく極端ですが
成功している雑記ブロガーたちは
こういったことができているということです。

 

 

思考停止でやたらめったらと
記事を書いているわけではないことを
理解しておきましょう。

 

 

 

 

さて、ここからが本題です。

 

コンセプトとは戦略。

 

さて上の例では、なぜ思考停止の雑記ブログが
いけないのかを理解していただくために
「商品の共通点を探す」という行為を行いましたが、
普通は逆です。

 

コンセプトを決めてから、商品を作ります。
(ブロガーならコンセプトを決めてから記事を書くということ。)

 

普通に考えれば当たり前のことですね。

 

 

ブログを立てる時にコンセプトを
決めた覚えがないという方は、
平気で陳列棚に野菜とボールペンと靴下を
並べていると自覚してください。笑

 

 

そして焦ってください。笑

 

 

 

ではどのようにして、
コンセプトを決めていくのか?

 

 

ここから、僕が運営しているもう一つのブログで行った
コンセプトの作り方を紹介していきますね。

 

ちなみにこれができれば、
簡単に読者がファンに変わります。

 

 

すでにコンセプトがある方は
全ての項目に答えられるか、確認のために
目を通してみてください。

 

 

【実例】コンセプトの作り方

今回実例として紹介するのは、
下記の読書ブログです。

速読で人生を変えた元読書嫌いのブログ

 

 

コンセプトメイキングは
次の5つを明確に決められれば
うまくいきます。

 

シンプルですが奥が深いので、
見出しだけを見ず、
飛ばさずに説明も読んでいただけるといいと思います。

 

 

ではいきましょう。

 

誰が

誰がというのはあなたにどんな強みや魅力があるのかを
見つけるということです。

すぐに思い浮かばないのであれば、
以下の項目を参考にしてみてください。

 

・人より詳しい知識
・優れたスキル
・何かしらの実績
・興味を持たれそうな経験
・資本
・容姿
・声
・性格
・人脈

 

あなたの持つ詳しい知識や優れたスキルというのは、
次の項目にある「誰に」の部分にあたる人よりも
上であればそれだけで価値の提供になります。

 

例えばブログ初心者でも、ブログの未経験者に対しては、
指導できますよね。

 

サーバーの契約方法だとか、ドメインの取得方法だとか
ワードプレスの使い方とかなら教えられますよね。

 

何かしらの実績というのは、
「誰に」にあたる人に
すごいと思わせられるようなものであれば、
些細なことでも大丈夫です。

 

例えば、ブログランキングの10人くらいしかいないカテゴリーで
1位をとっても、ブログランキングのことを知らない人からすれば
「この人すげー」となるわけです。

 

こういったことを踏まえて、
僕の読書ブログでの強みをご紹介します。

・速読の方法を知っている(人より詳しい知識)
・1時間もかけずに1冊を読み終わる(優れたスキル)
・速読セミナーに足を運んだことがある(興味を持たれそうな経験)

 

もし人より詳しい知識がないのであれば、
本屋やネットを使って勉強しましょう。

 

人より詳しい知識というのは
努力すれば誰にでも手にできるものです。

そして、参考書を10冊読んだとすれば、
それすらも実績にすることができますからね。

 

自分の強みが見つからない人は、
このようにして作り上げていきましょう

注意すべきこと

一つ注意しなければいけないのが、
市場の小さい分野での強みを推していくのは
おすすしません。

その強みを押すよりも、
市場の大きな分野を新たに勉強して、
それを強みにしていくほうが、
将来の利益は大きなものになるでしょう。

 

誰を

はじめに多くの人が陥りやすいミスを紹介しておきます。

それが「皆向け」に情報発信をしてしまうことです。

男性と女性の10代から50代の全員に向けて
情報発信をするぞ!

 

これほど幅広い人たちに共通して響くものってありますか?

 

僕には思いつきません。

 

全ての人に受け入れられるものを作ろうと思うと
無個性なものしかできません。

 

ブログを運営している人はごまんと居るので
専門性のあるブログに人が流れてしまうのは
わかりますよね。

 

なので、あなたもブログを作る際は
どんな人に読んでもらいたいかを絞る必要があるのです。

 

では、どのようにしてターゲットを絞るのか?

 

読書ブログの場合
速読をメインに発信していきたいので、
将来的に速読に興味を持ちそうな人をターゲットにしました。

 

はい。ここでポイントなのが、
将来的に速読に興味を持ちそうな人
です。

 

速読を知りたい人はターゲットにはしていません。

 

この2つには大きな違いがあります。

 

ビジネス用語で言うと
潜在客顕在客です。

これについて語るとかなり長くなるので、
いずれ記事にしてまとめます。

 

ここでは、以下のように捉えておいてください。

潜在客・・・まだ認知をしていないが、将来的に顧客になる
顕在客・・・すでに認知をしており、すぐに顧客になる

 

顕在客をターゲットにしてしまうと、
ライバルが多い上に市場も小さいです。

 

なので少ない顧客を大勢のライバルで
奪い合う構図になります。

 

 

すでに速読教室は乱立しており、
顕在客に対する広告がバンバン出ています。

僕みたいな個人が企業に勝てる見込みもないので、
「今は速読をしたいと思っていないが、
将来的に速読を学ぶ可能性のある人」
をターゲットにしました。

こうすることで顧客の幅が広くなり、
ライバルと競い合うこともなく
読者を呼び込むことができるのです。

 

 

次にすべきことは、たった一人のお客(読者)を
想定するということです。

 

僕はこれから速読の商品を販売するわけですが、
速読の商品を買う動機は人それぞれ違うわけです。

例えば、
・受験勉強で効率的にテキストを読めるようになりたい学生
・通勤時間にサクサクと本を読み終わりたいビジネスマン
・読みたい本が多すぎて困っている読書家

このように速読を学ぶ人には色々な背景があるわけです。

これらの人たちに対して速読をオススメする場合、
紹介する言葉は変わりますよね?

 

「たった3時間で英単語帳を覚えてみませんか?」
「通勤時間中に1冊のビジネス書を読み終えてみませんか?」
「休日に10冊の本を読み終えた方法を知りたくありませんか?」

 

このようにターゲットを一人に想定することで、
心に刺さるメッセージを見つけることができるのです。

 

ここで僕が絞ったターゲットは
「本に興味はあるが、最後まで読み切れず挫折してしまう人」です。

 

どれほど

読者をどんなゴールに導きたいかということです。

 

ここで覚えておいてもらいたいのが、
「人はビジョンが見えないとついてこない。」
ということです。

あなたのブログを通して、
最終的に読者はどうなれるのかを考えてみましょう。

 

 

ここで考えておきたいのが、ベネフィットです。

もしかすると聞いたことがあるかもしれませんね。

 

大切な言葉なので、
知らなかった方は覚えておいてくださいね。

 

ベネフィットとはその商品(記事)から得られるコトです。

 

よくわからないと思うので、
速読にて例を出します。

(本を早く読み終わるので)
・時間が増える
・より多くの知識を効率よく習得できる
・集中力が途切れないそして最後まで読み切れる

 

()で囲まれているのはメリットであり、
・の後に書かれたものがベネフィットです。

 

つまりベネフィットとは、
メリットを得たことでどのような変化が起きるか
ということですね。

 

メリットよりも、ベネフィットを使って
ゴールを見せる事で
読者の心を鷲掴みすることができます。

 

「本を早く読めるようになりませんか」というよりも
「早く本を読めるようになって、さっさと受験勉強を終わらせませんか?」
の方が、受験生の心は動くわけです。

 

具体的なゴールを読者に見せる事が
ファン化を促進する要素になるのです。

 

読書ブログでの「どれほど」は以下の通りに決めました。

「買った本をインテリアにさせず、
スラスラとページがめくれるようになり、
本を簡単に読み切ることができるようになる。」
という事です。

 

なぜ

これはあなたがなぜ情報発信をするかという
信念と根拠です。

 

ただの読者からファンに変わる瞬間は
ここにあります。

 

人は信念や思想に共感することで
ファンに変わるのです。

 

新聞や学校の教科書のように
事実の羅列をされただけでは
心は動きませんよね。

 

もちろん有益なノウハウは
読者に十分な価値提供になりますが、
読者をファン化させるには
主観で話す必要があります。

 

したがって、
なぜ、あなたはブログを運営しようと思ったのかということを
読者に明確に何度も繰り返し伝えていかなければいけません。

 

「僕は受験勉強が捗らず、志望校に落ちてしまう経験をしました。あの頃の悔しさは今でも鮮明に覚えています。こんな思いをしてしまう学生を一人でも救いたいと思いました。」

というように、あなたの本心をしっかりと考えてみましょう。

 

読者と双方向でいい思いができるような
信念や理念が見つかるといいですね。

 

一言で言えるような言葉じゃなくても大丈夫ですよ。

 

「僕は速読を通して、読書家になりました。
読書によって知識やスキルを培うことができたり、
人生で初めて夢を持つこともできました。
昔の自分より人生に張り合いが生まれました。
読書の素晴らしさを、読書が苦手な方にも知ってもらいたいと思います。そして、読書好きな方との繋がりが持てたらいいなとも思っています。」

 

長いですが、僕が速読ブログを運営する信念と根拠です。

 

 

どうやって

読者をゴールまでどのようにして導くかということです。

 

ゴールまでの道筋を明確に伝えてあげることで、
読者は安心してついて来る事ができます。

 

理想論ばかりを語ってもいずれは飽きられてしまうのです。

 

ビジネスにおいて「具体性」というのは
非常に重要なカギになります。

 

ゴールまでの道のりが具体的にイメージできなければ、
読者は行動に移せませんからね。

 

説得力を持たせるために
ゴールまでのストーリーが考えられるといいですね。

 

僕の読書ブログでは自分の体験談を
プロフィールに書きました。

 

「誰を」の部分で「過去の自分のような人」を
ターゲットにする場合は、
体験談をありありと書き込むだけで
どのようにして成功の道を進んできたのかを
理解させられるとともに、
臨場感やあなたの感情も伝えられるので
おすすめです。

 

読者をファン化させる必殺の1ページ

 

ここまでお疲れ様でした。

 

少し力を入れて書き過ぎてしまったため
長文になってしまいました。

 

 

ブログを立ち上げる前に
ここまで決めている人は
1%にも満たないと思います。

 

成果の出ていないほとんどの人は戦略も立てず、
ただなんとなくで
ブログを更新してしまっているのです。

 

コンセプトのないブログは
どんな戦術を用いても
長期的に成功することはありませんからね・・・。

 

逆に、上記に書いたことをきちんと考え、
そのコンセプトに基づいて
記事を更新していけば
必然的に読者が増え、
ファン化も促進していくことでしょう。

 

 

 

では最後に、駄目押しの必殺技をご紹介して
この記事を終わろうと思います。

 

「誰が」「誰を」「どれほど」「なぜ」「どうやって」
で考えたことを全て一つの記事にまとめるのです。

 

参考までに、僕のページURLを載せておきますね。
プロフィール

 

このようなページを作っておけば、
ここに訪れただけで熱狂的なファンに
変わってしまうことも珍しくありません。

 

プロフィールがない方はぜひ書いてみてください。

また、すでに書いている方も
先ほど考えた5つの要素がしっかりと伝えられているか
確認をしてみてください。

 

一緒に読まれるブログを作っていきましょう^^

 

では。

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